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大人ニキビ(あご、首など)の原因&メカニズム!「乾燥肌とその対策」

思春期を過ぎ、ニキビなんてもう出来ないだろうと思っていた、20代・30代になってから発症する"大人ニキビ"。

思春期に出来るニキビは、過剰な皮脂分泌が原因で、ニキビが出来る場所はおでこから鼻にかけてのTゾーンでした。

それに比べて大人ニキビは、皮脂の分泌が少ない場所にも出来るようになり、ニキビが出来る場所で一番多いのは、"顎"、"口まわり"、"首"などのUゾーンに最もできやすくなります。


そこで、このページではそんな大人ニキビが出来る原因やメカニズムを紹介していこうと思います。


★大人ニキビが出来る原因「肌の乾燥」

大人ニキビができる1番の原因と言われているのが、この"肌の乾燥"です。
乾燥がニキビの一番の原因だなんて、なかなか知らない人が多いんですよ。

というのも、ニキビに対する私たちの常識としては、"油脂肌=ニキビ"ではありませんでしたか?

そういう間違った常識のせいで、「私、乾燥肌なのになんでニキビなんて出来たんだろう?」と思い、"ニキビ=保湿が足りていない"と思える人はあまりいないんです。

また、お肌の乾燥というのは、冬だけ気をつかっていけばいいという勘違いも多いんですが、肌の乾燥は湿度の高い夏など、季節に関係なく1年中気をつけていかなければいけません。


あれだけ湿度が高い夏は、乾燥とは無縁だと思ってしまいがちなんですが、ただ湿度が高いだけで肌が乾燥しないというわけではなく、いくら湿度が高い夏でも、肌の"バリア機能が低下していると、湿度に関係なくお肌は乾燥します。




●そもそも、乾燥肌とはどんな状態のこと?

では、そもそもどんな肌の状態のことを乾燥肌と呼ぶのでしょうか。

乾燥肌とは、皮脂分泌量の低下や角質細胞間脂質の減少によって引き起こされるものです。
この細胞間脂質などは、角質の水分が外部に蒸発してしまわないよう、肌のバリア機能を司っています。

「バリア機能」とは、紫外線や過度な洗顔、冷房機器による湿度の低下、アレルゲンなど外部からの刺激から肌を守り、お肌の内側の水分が逃げていかないようにしています。

こういった要因は、夏場でも十分に考えられることですよね。


表面上はそれほど乾燥していないように見えても、内側はとっても乾燥している"インナードライ"の状態になっている可能性があります。


●乾燥肌とニキビの関係性

乾燥肌のメカニズムについてはわかってもらえたと思いますが、ではなぜ肌内部の乾燥により肌のバリア機能が弱ると、ニキビができることに繋がるのでしょう。

肌のバリア機能が弱まると角質が毛穴に詰まりやすくなり、さらに肌バリアを補うために分泌された皮脂までもが詰まって、これがニキビを発生させる原因なんです。

よくみなさんが知っているのは、「毛穴が詰まってニキビができる」ということだと思うんですが、毛穴が詰まってニキビができるのではなく、肌の乾燥によってニキビができている、が正解ですね。


ちなみに、乾燥肌の人にニキビができやすいのであれば、オイリー肌の人はニキビが出来にくいというわけではありません。

脂性肌の人も、皮脂が多く分泌されているのであって、内側の水分が足りているわけではないですし、オイリー肌もバリア機能の低下からくるものだということです。
脂性肌の人でも、油断は禁物ですよ。




★大人ニキビができる原因で最も多い「乾燥」。その対策は?

大人ニキビができてしまう原因で一番多い、"肌の乾燥"。
肌の乾燥によるニキビ発生を防ぐためには、やはり保湿をしっかりと行うこと。

しかし、ただ水分を補えばいいということではなく、大切なのは"水分と油分のバランス"が取れているかということです。

つまり、ニキビを治したいからと言って、例えばクリームなど油分が多く含まれているものを頻繁に塗りすぎてしまうと、かえって自分のお肌が本来持っている皮脂を作る力を弱めることになる可能性もあります。


このように、乾燥によるニキビを作らないためのルールを解説していきますね☆


●乾燥肌対策(1)メイク落とし&洗顔

例えば、夜にクレンジングや洗顔などをするのは当たり前だと思いますが、朝の洗顔はどうしていますか?

乾燥肌の人は、朝の洗顔時にまで夜と同じメニューのクレンジングや洗顔をしっかりと行っている人は、少し注意が必要です。

肌を清潔に保つという点ではいいんですが、洗顔の回数が多いとお肌にとって必要な皮脂膜まで削ぎ落としてしまうことになります。

お肌にも回復力が備わっているので、通常であれば寝ている間にバリア機能は回復していくものなんですが、朝になって再び念入りに洗顔を行うと、せっかく睡眠中に回復したバリア機能が、再び洗い流されてしまいます。



そして、皮脂膜などが洗い流されてしまった状態のお肌で外の乾燥している外気や紫外線に当たることで、お肌のコンディションはさらに悪化していきます。

乾燥肌だと感じる人は、朝洗顔NGというわけではありませんが、いつも夜しているのと同じメニューで洗顔するのではなく、夜しっかりと洗顔して朝は水(お湯)だけで軽くバシャバシャとすすぐ程度で洗顔するようにしてみましょう。

逆に、皮脂が多いお肌の人は、朝は夜と同じ洗顔を使用しないで、洗顔力が弱いものを使い、洗顔を使いわけるのがお勧めです。


洗顔の方法については、洗う時のお湯の温度が高い人は、ぬるま湯程度の温度で洗うよう心がけてください。

ゴシゴシ洗っている人は指で優しく洗い流すようにして、洗ったあとはタオルで拭うにではなく、顔を押さえて水滴を取るようなイメージでタオルを使ってみるようにしてください。

夜の洗顔では時間がないからといって、ササッとメイク落としを済ませてしまうような人は危険です。
メイクを落とすのが面倒だからと、拭き取り系のメイク落としで拭き取るだけで終わってしまったり、十分にクレンジングしないままにしてしまうと、落とし残したメイクが毛穴につまり、蓄積されていってしまいます。


洗顔後には、すぐにスキンケアをするのが基本中の基本です。
洗顔をしたあとはかなりのスピードで水分が失われていきますので、一刻も早くスキンケアに入るようにしましょうね。




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