ニキビあれこれ勉強室

「ニキビ跡」の種類と、発生するメカニズム

みなさんは、「ニキビ跡」という名前は聞いたことがあると思いますが、具体的にニキビ跡にどんな種類があるのかや、ニキビ跡ができるメカニズムなどについても、解説していこうと思います。

そもそもニキビ跡(痕)とは皮膚疾患の1つで、ニキビが治った後も皮膚に色素沈着などが残るもののことを言います。


はじめに、皮膚の構造をちょっとだけお話します。

(参考 http://www.skincare-univ.com/article/003847/


●ニキビ跡の5つの種類


ニキビの炎症によって皮膚がダメージを受け、それが皮膚に赤みとなってニキビ跡を残してしまうものです。

また、皮膚が炎症を受けたことによって、その炎症を治すために毛細血管が密集し拡張したりしたものが、皮膚の表面から見ると、この密集した毛細血管が赤く透けて見えていることもあります。

この赤みはほとんどの場合、時間が経つにつれて改善してくるものなんですが、改善してくるまでの期間は個人差があります。

お肌のハリや弾力を支えている「真皮層」まで炎症してしまった場合、血管が損傷され、組織の中に血液が溢れ出てしまうことがあります。
こうなると赤ではなく赤紫、または赤黒い色素沈着になってしまいます。



一見、シミのようにも見える茶色い色素沈着は「メラニン色素」と呼ばれるものです。
メラニンとは本来、炎症などの刺激から皮膚を守る免疫機能の働きをしています。

皮膚がニキビの炎症によってダメージを受けると表皮の基底層に存在するメラノサイトが活性して、それによってメラニンが大量に発生してしまいます。

炎症がひどい場合、肌の新陳代謝でもメラニンが消えず、この色素沈着が残ることとなります。



ニキビの炎症によって、皮膚が強いダメージをうけると、炎症を抑えるために白血球が皮膚組織を破壊します。
コラーゲンなどの皮膚組織が壊されると、皮膚細胞の生成が遅くなり、あるいは生成が出来なくなってしまいます。

表皮ではなく、ターンオーバーが行われない真皮で、強いダメージにより皮膚組織が壊されると、このニキビ跡がクレーターとして残ってしまいます。
炎症が皮下組織まで届いてしまった場合も、クレーターができやすいです。


見た目も触った感じも、皮膚がデコボコしているのがすごくわかるのが特徴です。

クレーターにもいくつか種類があって、深部まで達している「アイスピックタイプ」、緩やかな形状の「ローリングタイプ」、円形状の「ボックスタイプ」の3つがあります。



ニキビなど、同じところで繰り返しひどいダメージがあると、肌の再生機能が正常に働かなくなり、コラーゲン繊維を過剰に作りすぎてしまい、そこの皮膚が硬くなってしまうものです。

かゆみはないんですが、赤くなったり白くなったりするケースもあり、あごのフェイスラインに出来ることが多いです。



同じところで何度も皮膚の化膿を繰り返すことによって、ニキビ跡が赤く腫れてケロイド状になってしまったものです。
ケロイドは炎症がかなりひどいもので、毛穴が壊滅しています。

ケロイドには、真性のケロイドと肥厚性瘢痕のケロイドの2種類があります。


●ニキビ跡を改善するためにするべきコト

出来てしまったニキビ跡を、少しでも改善する方法を教えます。

ニキビ跡の赤みも、色素沈着も、クレーターなども、ニキビ跡の改善方法で共通して言えるのは、お肌のターンオーバーの正常な働きを促すことです。
ターンオーバーを促進することで、お肌の再生を促していくことが大切です。

ニキビ跡の改善には、ピーリング効果のある洗顔を使うのもいいですし、色素沈着のニキビ跡なら、シミ対策用の美白効果のある基礎化粧品(コスメ)を使うのもおすすめです。
ビタミン配合のものだと、特にいいですね。



ただし、しこりのにきび跡に関してはピーリング系のものを使用するのは、乾燥を招くためあまりおすすめしません。

また、どのニキビ跡でも紫外線など極力お肌に刺激を与えないようにしたりと、ニキビ跡が悪化しない工夫も必要になってきます。


食生活を見直すことで、ニキビ跡の悪化を防いだり、ニキビの予防をしたりするのもおすすめです。
内側からも、ニキビを悪化させない生活習慣に変えていけるといいですね。

ニキビに良い食品、良くない食品については、こちらのニキビに良い食べ物、悪い食べ物!ニキビにお勧めのレシピページを参考にしてください。




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